畳んだ自転車に荷物を運ばせよう!

畳んだ自転車に物を運ばせるって、、どういうこと?と思われたあなた、、ここは南風自転車店のHPですよ。そう、ここでいうものを運ばせよう、というのは「自転車を折りたたんだ状態で、それに荷物を載せて」自転車を持っていかないときよりも楽々移動しましょう、ということなんです。

荷物運びブロンプトン
荷物運びブロンプトン

写真は、キャスター折畳自転車の代名詞ブロンプトンです。フロントにつくバッグを付けたままこのような状態に畳むことが可能で、そのバッグにはしっかりしたフレームが入っています(写真では、フレームにバッグを縛りつけておりますが、、)ので、フレーム部分をもって自転車を転がし移動することが可能になっています。この機能を設計段階で自転車に取り入れているのは私の知る範囲ではブロンプトンと、5リンクスくらいで、その卓越した設計思想には頭が下がりますね。

実際に、折り畳み自転車をもって旅に出たとしましょう。飛行機、電車などを使っての旅となるわけですから、自転車を折りたたんでしまえば、従来の発想でいえば、「旅の荷物」に、もう一つ「自転車という荷物」が増えてしまう、、ことになるでしょう。これがネックになって、折り畳み自転車を買ったはいいが、いざどこかに行こうとなると二の足を踏んでしまう、、人が多かったはずです。

 

ところが、上の写真の様に、畳んだ自転車に荷物を載せて運ぶことが出来たら、、、逆に荷物を持つ量が減ってターミナル内での移動が楽になる、、と思いませんか?あまり大量のものは難しいと思いますが、コンパクトにまとめてしまえば、2,3泊の荷物位は運べるはずです。大体の折畳自転車輪行旅行であれば、ことが足りると思います。

と、ここまでお読みになった方、、結局おまえばブロンプトンの宣伝をしたいのか、、、と思われたかもしれませんね。そうじゃないんです。BD-1、ORIBIKE、CMなど、キャスターを使って折り畳んだ状態で移動できる自転車はいくつもあるのに、それに荷物を載せて、、という機能がないのが残念で仕方がなかったわけです。

 

そこで、南風では無い智慧を絞って、荷物運びブロンプトンと同じようなことができないか、実験を繰り返してきました。

 

それが南風方式です。この辺に関しては、純正の部品を使うわけではありませんので、実際やるにあたってはいろんな注意点があるのも事実です。ですが、ちょっとした工夫で劇的に楽に折りたたんだ自転車を使って荷物を運べる様になる、と考えています。

微妙なところもありますので、ぜひ店頭にてお話しさせていただければ幸いです。すでに該当車両をお持ちの方、、もちろん他店購入車両でも構いませんので、お気軽にお尋ねください。